希望のまち東京in東部
HOPE創刊号 希望のまち東京in東部はWebマガジンHOPE創刊号を2016年4月23日に発刊しました。宇都宮健児さんのインタビューです。PDFファイルで20MBあります。ブロードバンド環境でダウンロードください。Facebookをお持ちの方はコメント付でシェアしてくれると嬉しいです。
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希望のまち東京in東部市民カフェ第124回「宮沢賢治」

希望のまち東京in東部は2016年12月15日(木)、希望のまち東京in東部第124回市民カフェを東京都江東区東陽の希望のまち東京in東部事務所で開催した。今回は宮沢賢治や小池都政などを議論した。「銀河鉄道の夜」を議論する予定であったが、そこまで進まず、宮沢賢治論で終わった。「銀河鉄道の夜」は次回のテーマとする。

宮沢賢治は場面の転換の描き方が巧みである。本当の意味での保守思想が日本に出てくる。宮沢賢治は研究する価値がある。仏教を考えていかなければならない。マルクス的左翼的な見地から右翼を論じると的外れになる。本当の意味での右翼の人と対話にならない。

『やまなし』を読んで『クラムボンは死んだよ。』『クラムボンは殺されたよ。』にドキッとした。宮沢賢治は自己犠牲を描いている。宮沢賢治は、そこまでは言っていないが、軍国主義に通じてしまうところがある。当時は、ちょっとしたことで亡くなってしまう。

保守思想というよりも地場思想と言うべきである。宮沢賢治は1896年8月27日に生まれ、1933年9月21日に亡くなった。東北出身であることがポイントである。1933年は満州事変の後で、日本が国際連盟を脱退した年である。

ファミリーレストランの「すかいらーく」がガストになったことが中産階級のマーケットが小さくなったことを意味する。トランプにとって重要な米国人は働いて稼ぎたい人達である。ルンペン・プロレタリアート革命の発想ではない。階級闘争の発想ではない。先のことは読めない。

日本は北欧の福祉国家にはなれない。人口の規模が異なる。均等的な社会は作れない。メルケル首相は東ドイツの社会主義に懲りている。日本人のメルケル首相のイメージはヨーロッパではギャップがある。メルケル第四帝国とまで呼ばれている。

農業は農民の私的所有が保障されていることが前提である。農奴は農民とは言わない。戦後日本は小作制度を廃止した。GHQは農地改革を徹底的に実施した。農民を見方にしなければ共産主義社会になるとの恐れがあった。私的所有を認めた。

宮沢賢治の考える農民は現代の農民とは異なる。宮沢賢治は人間だけでなく、動物を見ている。生命宇宙を描く。困った人を助ける意識は、権力から巧妙に利用された。原始共産制は子どもを皆のものと扱う。

儒教は忠と孝を二本柱とする。忠と孝で迷った場合は孝を選ぶ。法家は忠を優先した。法家思想を中核にした秦は短期間で滅亡した。漢は儒教を取り入れて、家族を安心させた。ヤマギシズムの限界は家族を切り離したことである。反儒教の意識がある。

毛沢東思想を社会主義の文脈で捉えることは誤りである。農本主義的である。毛沢東は戦略論ばかり書いている。思想的な話ではない。戦争状態のリーダーである。若者を感化させる能力に優れている。日本のインテリも毛沢東主義者になった。毛沢東は大躍進で多数の人民を殺した。日本の侵略によって荒廃した。植民地支配は赤字経営であった。今や土地取りの戦争はあり得ない。かつての帝国主義戦争は無理である。

都議会の公明党が自民党と袂を分かった。小池百合子都知事の東京大改革を支持するとした。自民党の都議団も分裂するかもしれない。千代田区長選挙が前哨戦になる。現職区長は小池氏が推す。内田ドンが対抗馬を立てる模様である。

土地や地方分権に根ざした民族派は当たり前のことである。大麻OKのような思想は受け入れられない。公企業の民営化が新自由主義とは限らない。大学労働者の労働条件が酷い。非常勤講師の掛け持ちとなっている人が多い。

政治は風である。小池知事に風が吹いている。民進党はガタガタである。蓮舫代表の人気が下がっている。「民進党が野党第一党だから民進党を軸に」という考えは成り立たない。そもそも都議会では民進党は野党第一党ですらない。

保守思想が面白い。保守系の論客は安倍政権から離れている。右翼の論客も安倍政権から離れている。保守思想の読書会をやりたい。右翼も左翼もゴチャゴチャがいい。一緒にやる。墨田区はスカイツリーだけ人が集まり、それ以外は寂れている。投資用マンションは空き家が続出する。日本のストリートミュージシャンはレベルが高い。

有限なリソースの中で優先順位を定める発想がある。「あれもこれも」は無理である。保育所の質を維持して待機児童を解消しようという考え方は難しい。政治家はリアリストでなければならない。安倍首相の問題は、できもしないことをバラ色に描くことである。自民党は危機を迎えている。絶頂期の「驕る平家」に似ている。議員は地域が大事である。

アベノミクスがおかしいと思っているが、民進党は支持できない人が多い。民進党は大派閥がない。野田佳彦幹事長は派閥を育ててきた。野田幹事長は徹底した現実路線を採る。民進党は官僚を道具として使えなかった。官僚から馬鹿にされた。まだ自民党には長い間の経験から官僚を使っている。菅直人は力がなかった。官僚に丸め込まれた。一国の舵取りをするリーダーではない。

小沢一郎はメディアから見ると憎らしい。小沢氏と向かい合うと自分が馬鹿に見える。それだけ小沢氏は正直な人である。安倍晋三首相は愛されるところがある。原発など大昔のシナリオを取り組んでいるだけである。経済産業省の役割は企業支援である。民主党政権になって天下りした官僚が多かった。

希望のまち東京in東部市民カフェ第122回「トランプ政権」

希望のまち東京in東部は2016年12月1日(木)、希望のまち東京in東部第122回市民カフェを東京都江東区東陽の希望のまち東京in東部事務所で開催した。今回はトランプ政権や小池都政、野党共闘などを議論した。

「新語・流行語大賞」が2016年12月1日に発表され、年間大賞は「神ってる」になった。野球ファン以外は知らない。「マイナス金利」は批評性がある。

希望のまち東京in東部第23回読書会は2016年12月3日(土)午後2時から桑原晃弥『ドナルド・トランプ 勝利への名語録 世界を揺るがす90の言葉』(PHP文庫、2016年)を取り上げる。トランプを冷めた目で見る。経営の成功譚には法則がある。トランプは支持者を裏切る人事を続けている。

オバマケアは中産階級に負担を強いる面がある。アメリカ人には対日支配に成功したという意識がある。アメリカンドリームはチャンスを与える。しかし、失敗者は多数存在する。

トランプのアメリカは面白くなる。対等の日米関係を作るチャンスになる。しかし、大統領になっていないトランプ氏に安倍首相が会いに行ったことは媚びるイメージを与えてしまった。日本の外務省が主導していたら、首相をプレジデント・エレクトに合わせることはしなかっただろう。良くも悪くも安倍政権は官僚主導ではなく、政治主導が機能している。日本の外務省は公家集団である。外務官僚は世襲が多い。

小池百合子都知事は、予算原案に慣例的に盛り込まれる200億円の議会向け予算枠(政党復活枠)を廃止する意向を示した。これは利権構造を変える。小池さんが出てきたことで大きく変わる。水道事業を民営化されるのではないか懸念される。民営化議論は昔からある。東京都の難しいところは、水源が東京の外にあることである。

ソ連は皮をかぶった資本主義であった。宮沢賢治の思想には全体主義があった。日蓮宗の影響があったと指摘される。新世界を求めて満州にわたった人々に影響を与えている。石原莞爾も日蓮宗であった。どこが悪くて、どうなったかの分析が必要である。これから真の保守主義が出てくるのではないか。右翼と国粋主義は分けた方がいい。国粋主義には差別主義的な要素がある。

外国に留学した人に国粋主義者になって帰ってくる人がいる。外国人はアイデンティティーを重視する。右翼は天皇に人権があると思っていない。天皇を神と扱うことが自分達の統治論にとって都合が良い。

魔術的なものは精神にインパクトがある。チベット仏教は奥深い。構造主義者は仏教と親和性があるのではないか。一神教の神は他者である。仏教は自分の中に仏性がある。アニミズムに通じる。手塚治虫『火の鳥』を読書会で取り上げたい。手塚治虫はアニメにこだわったと言うが、漫画が十分アニメになっている。

野党共闘が政党の共闘になったら面白くない。小池百合子氏が都知事に当選したことで東京は影響を受けている。それによって都民が柔軟になればいい。鳥越俊太郎は名前すら忘れてしまった。自民党を固定的に考えない柔軟性が必要である。南スーダンの駆けつけ警護で、安倍首相の改憲意欲は後退したのではないか。憲法改正問題を取り上げてメリットはないと自民党も考えているのではないか。民進党は怖くない。自民党は敵が弱いために引き締めができていない。

小選挙区制の弊害は大きい。しかし、大選挙区制は野党も3位などで議席を取れるため、お芝居に見えてしまう。緊張感がなくなる。先ず選挙に行ってもらうことが必要である。市民が楽しめる選挙をしないといけない。

政党も上から綱領で押さえつける時代ではない。地域性が大事である。誤りを認めない姿勢は市民からは拒否感がある。政党は不安だから排除するのではないか。自信がなかったのではないか。中国を怖がる理由は、中国の独裁に染まってしまう危険性が日本にあるからではないか。

衆議院の解散権を首相の専権事項とすることを当たり前に扱われている。それを疑問視する人がいなくなった。システムを壊す政権は保守主義でもない。民主党政権は官僚主導になってしまった。政治に風が吹くことはいいことである。風が吹かなければ苦節何年という政治家ばかりになる。日本国憲法は最初からきちんと実現されたことはない。

海外ではもっとも頼りにならないものが外務省である。日本人はアメリカでは馬鹿にされる。韓国人に間違えられた方がいい。最近の若年層は留学に行かないという。むしろ馬鹿な学生が留学すると見られる。中国の次世代エリートはアメリカ留学組である。

希望のまち東京in東部市民カフェ第121回「文官統制」

希望のまち東京in東部は2016年11月24日(木)、希望のまち東京in東部第121回市民カフェを東京都江東区東陽の希望のまち東京in東部事務所で開催した。今回は外環道や空き家、文官統制などを議論した。

林田力は2016年11月18日に外環道の見直しを求める意見陳述を行った。1000人以上が異議申し立てを行っている。外環道に反対する最も大きな理由は需要がないことである。建設することが目的である。建設会社の金儲けのためである。既存の建設部分でも常磐自動車道や関越自動車道と接続しており、ミッシングリンクにはなっていない。

空き家の活用が注目されている。都内でも1割以上の空き家がある。江東区では細かな統計が取られていない。空き家は都営住宅に偏っているかもしれない。住まいの貧困に苦しむ若年単身者は資格制限によって都営住宅は選択肢にならない。

住宅は供給過剰であり、足りない訳ではない。必要な人に渡っていない。間取りもファミリータイプ中心で単身世帯の増加とミスマッチを起こしている。そこでシェアハウスに期待できる。賃貸住宅の形が変わっている。借り手が自由に改造できる賃貸住宅がある。

希望のまち東京in東部読書会では中沢新一『緑の資本論』を取り上げる。『緑の資本論』は難解である。911直後に書かれたという時代的制約もあるのではないか。ドバイの発展を見ると、資本主義とキリスト教に対抗するという図式は成り立つか。

現状の護憲派は9条を守りたいために護憲と言っている。天皇制を廃止したいという要求を抑えざるを得ない。本来の護憲派的な発想は第一章を批判するものではないか。日本国憲法は君主制とは言っていない。外交儀礼的には君主として扱わせており、世界で唯一のエンペラーと称している。

自衛隊は軍隊ではなく、自衛隊という建前であった。しかし、英語では自衛軍である。軍隊扱いにしなければ捕虜扱いされない。自衛隊法を守っていたら、命を守れない。鎮圧対象は暴徒を想定しているが、実際は政府軍の可能性がある。PKOの教科書通りに当てはまる地域は存在するか。

PKOが撤退すれば政府軍が反政府系部族を虐殺することになる。トランプ氏のような米国ファーストならば即時撤退は筋が通る。トランプ氏は分かりやすい。しかし、世界平和を主張する人々がジェノサイドを容認するのか。世界中が建前を捨てるのか。南スーダンはアラブ人に支配されていた。しかし、黒人にも様々な部族に分かれている。日本人から見れば区別が付かないが、部族の対立はある。

米国が中東から撤退したら、シリアはロシアが席巻する。イラクはシーア派、スンニ派、クルド人地域への三分割が進むのではないか。

文官統制は必要か。文民統制と文官統制は異なる。軍政と軍令は峻別すべきではないか。戦前の日本は軍令が暴走したとされる。しかし、東條英機が陸軍大臣と参謀総長を兼任したことが問題ではないか。戦後の日本が背広組を制服組の上位にしたことは同じではないか。文官統制を廃止したことは当然ではないか。官僚が背広組をコントロールすることが民主主義に資するとは思えない。自衛隊は軍隊ではない。軍政と軍令の峻別という軍隊の常識を当てはめなくていいのではないか。

日本の官僚組織の縦割り行政の問題は他の分野に対して自分の分野を優先させようとする。背広組は防衛省(旧:防衛庁)を広げることしか考えていない。日本の国防について真剣に考えていない。文民統制とは市民である。首相や防衛大臣の意に従うだけになることは危険ではないか。共産主義革命でも軍隊を握ったところが権力者になる。

シビリアンコントロールが文官統制と誤魔化されてきた。ドイツのように制服を着た市民を目指すべきではないか。理想はスイスのように議会の議席配分に応じて閣僚の配分を行い、省庁内部にも市民の参与を任命するようなことを目指すべきではないか。

みずま雪絵・葛飾区議会議員の区政報告会が2016年11月25日(金)午後6時30分から8時まで葛飾区青戸の青戸地区センター4階多目的ホールで開催される。福島瑞穂・参議院議員も国政報告する。

葛飾教職員九条の会が総会&学習交流会を11月26日(土)午後2時から午後4時30分まで葛飾勤労福祉会館で開催する。島田修一弁護士が「日本の平和主義・憲法が壊される」のテーマで話す。日本人が70年守ってきた平和が壊されないために何ができるか、皆で考える。


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