希望のまち東京in東部
希望のまち東京in東部事務所では以下のイベントを定期開催しています。
・毎週木曜日午後6時半から8時半まで市民カフェ
・毎週土曜日午後2時から4時まで読書会
※予定は変更されることもありますので、希望のまち東京in東部Webサイトをご確認ください。
市民カフェは誰でも、いつでも、無料で話し合える市民の「場」です。
読書会は発表者がレジュメを配布して説明し、それを受けて参加者が自由に議論する方式です。書籍の用意や事前の通読は必須ではありません。
どなたでもご参加できます。初めての方の御参加も大歓迎です。時間がある方は参加よろしくお願いします。軽食をご用意しておりますので、お気軽にご参加ください。皆様、是非足をお運びください。参加者には「空き家活用と投資用マンション問題」などの資料を配布しています。
HOPEは希望のまち東京in東部が発行するWebマガジンです。 HOPE第1号は宇都宮健児弁護士のインタビューです。
HOPE第2号(2016年10月26日)はAEQUITAS(エキタス)特集。藤川里恵さんのインタビューです。
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希望のまち東京in東部市民カフェ第133回「共謀罪と働き方改革」

希望のまち東京in東部は2017年2月16日(木)、希望のまち東京in東部第133回市民カフェを東京都江東区東陽の希望のまち東京in東部事務所で開催した。今回は共謀罪と働き方改革などを議論した。

働き方改革がきちんとできるならば安倍政権を支持してもいい。日本型雇用は80年代に成功したばかりにグローバリゼーションに対応できず、苦しんでいる。安倍政権が日本型雇用に目をつけたことは正しい。労働行政の不作為が批判される。既得権益を保持する中高年世代が抵抗している。

長時間労働は労働組合の合意があれば、いくらでもできてしまう。それが一般化している。解雇に対する法的な規制が乏しく、裁判に訴えるか否かで労働者の補償金に差がある。欧米はジョブ型の雇用形態である。一人前の労働力に対する賃金である。日本企業は何にでも使える人材を育てるという建前であった。転職はしにくい。別の会社でスキルを活かせない。終身雇用は従業員を引き止めるための措置であり、従業員のためではなかった。

グローバリゼーションは良し悪しの問題ではない。現実に起きている問題である。そのような社会になっていることを働く側も認識しなければならない。トランプのネクタイや帽子も中国製であった。資本主義のステージが変わり始めている。そこを踏まえた政策を出さなければならない。そこを理解していないから、日本の労働組合が支持を失っていく。

アメリカは、会社は株主のものとしている。CEOという役職が増えているが、CEOは何なのか。会社自身が詐欺のような会社を作ることができる。オレンジ共済事件が起きた。「利益を上げれば勝ちでしょ」となる。アメリカの労働運動にはゴロツキが入っている。暴力団の背景になっている。

ポスト産業資本主義の社会では差異性が大切である。巨大な資本や機械では差異性を作れない。人間を大切にする会社がポスト産業資本主義社会では生き延びる。企業規模の大きさが優位性にならない。大企業を作ろうという考えは止めた方がいい。働き方を自由にする組織体が生き残る。これから在宅勤務が普及している。

可能性のある企業は資金調達できる。若い人は会社を興すべきである。日本の起業は少ない。江戸時代の商人はベンチャー精神があった。明治時代の富国強兵によって抑圧された。右肩上がり信仰を止める。

江戸時代の経済を支えたのは商人であった。藩財政も商人に押さえられていく。江戸時代の商人と明治以降の財閥を分けなければならない。江戸時代から旦那と番頭の分離が行われていた。商品先物取引は江戸時代の大阪で始まった。純粋に商人が発明した。ニューヨークにある金融関係の会社には怪しいものがある。財閥の持ち株会社は合名会社や合資会社であった。

金正男氏が殺害された。北朝鮮の権力闘争は恐ろしい。北朝鮮の体制が行き詰っている。戦国時代と思えばよい。お家騒動である。仏教国ではないため、出家という方法もない。中国は神経質になっている。

映画『スノーデン』はオリバー・ストーン監督、ジョセフ・ゴードン・レヴィット主演。同盟国もアメリカの諜報活動の対象になっている。日本も都合が悪ければ何とかできてしまう。日本企業の情報をスパイしている。東芝が二部上場になれば面白くなる。

日本のメディアはスノーデンをチンピラのように描いている。映画ではスノーデンは、かなり上の地位にいて、とんでもないことをしていた。アメリカにとっては危険な人物である。日本のメディアも共犯である。ロシアのプーチン大統領はスパイのトップであった。

希望のまち東京in東部市民カフェ第132回「宮沢賢治」

希望のまち東京in東部は2017年2月9日(木)、希望のまち東京in東部第132回市民カフェを東京都江東区東陽の希望のまち東京in東部事務所で開催した。今回は宮沢賢治などを議論した。

宮沢賢治にはユーモアがある。苦しんだ人というイメージがあるが、それだけではない。宮沢賢治を「雨ニモ負ケズ」から知った人と「やまなし」から知った人では印象が変わる。かつて「雨ニモ負ケズ」を暗誦した世代が存在した。そのイメージがあると宮沢賢治を説教臭く、道徳臭く感じて敬遠する人も出てくる。

一方で「やまなし」が小学校の国語の教科書に掲載されており、それで宮沢賢治を知った人もいる。『クラムボンはわらったよ。』などの表現が印象に残る。リズム感のある文章である。東北という土地がリズムを生んだのだろうか。

銀河鉄道の夜は現代に作られてもおかしくないファンタジーである。戦前の作品であることが信じられない。「注文の多い料理店」は面白い。二人の紳士は料理店の注文を自分達に都合よく解釈している。読者の方が先に薄々気付いてくる。

希望のまち東京in東部市民カフェ第131回「ファシズム」

希望のまち東京in東部は2017年2月2日(木)、希望のまち東京in東部第131回市民カフェを東京都江東区東陽の希望のまち東京in東部事務所で開催した。今回はファシズムとは何かを議論した。

ファシズムやファシストという言葉が良く使われるが、ファシズムが何かを知らない。ファシズムが何かを押さえる必要がある。オルタナ右翼とファシズムは異なるか。トランプ大統領はファシストなのか。立場によってファシズムの見方が異なる。全体主義となるとソ連や中国も全体主義になる。

ファシズムは後発資本主義国で起きた。ファシズムは資本主義世界の中での劣等感と共産主義の脅威から起きた。アドルフ・ヒトラーを知っておかなければ危険である。『我が闘争』はドイツ語の勉強になる。ムッソリーニはインテリである。社会主義も勉強している。

日本は指導者個人ではない点が特殊である。北一輝は天皇絶対化一辺倒ではなかった。皇室財産削減も主張している。皇権を国民の下に奪還することを哲学とした。スペインは第二次世界大戦で中立を維持し、戦後も続いた。映画『カサブランカ』はヴィシー政権下のフランス植民地が舞台である。

明治批判から江戸時代を再評価されている。天皇は使い勝手が良い。マッカーサーも利用した。豊臣秀吉は膨張主義であった。徳川家康は敗戦処理を行った。李氏朝鮮にも丁寧に対応した。東アジアの安定を目指した。近代史をしっかりやることは権力者には都合が悪かった。日本は町ぐるみファシズムになる。小役人が主導的立場にいた。

戦後日本の指導層は中国や韓国には居丈高であるが、アメリカにはペコペコしている。普通は負けた国は、いつか勝った国にリベンジすると思っているものである。経済でアメリカに勝とうとした人もいた。昭和天皇は敗戦で退位して、戦争指導者を逆賊にしていれば、もっと戦後日本は主体的になれただろう。

大衆に愛想がつきて転向した共産主義者がいる。同志と言いながら、ヒエラルキーがある。生きなければいけない同志と死ぬべき同志がいる。ソ連は第二次世界大戦で二千万人が死んでいる。日本は戦争の被害者意識が強い。加害ではなく、被害者で戦争を語っている。日本人は侵略者である。そこを前提で考えなければならない。ドイツ人やイタリア人には自覚がある。日本人は戦争を克服していない。ファシズムと言えば、外山恒一さんは興味深い。東京都知事選挙にも出馬した。スクラップ・アンド・スクラップが有名である。

ファシズムの経済政策は、あまり言われていない。今日も継続していることが分かると都合が悪い。国家総動員体制が1940年体制として続いている。官僚主導や日本的雇用は1940年体制である。芸能は昔から差別されてきた。

日本沈没は世界にとって良いことか悪いことか。悲しい話である。そこまで考えてから将来を考えないとならない。安直の平和主義では将来がない。ユダヤ人はイスラエルを作ったために駄目になった。日本賛歌は危険である。世界で最も原発を持っている国である。

ファシズムは単なる復古主義ではない。ファシストは色々な運動を経験して挫折し、最後に辿り着いた境地がファシズムである。ファシズムには大衆蔑視、選民意識がある。だからイタリアでは知識人がファシズムを支持した。ファシズムの資本主義批判には説得力がある。

労働組合運動がどうなっているのか、何をやらなければならないのか。最終的にはジョブ型正社員を目指すべきではないか。メンバーシップ型正社員は駄目である。戦後行動経済成長で上手く行ったように見えたことが失敗だったのではないか。ヨーロッパは職業学校を作った。職業訓練施設を機能させる。

若年層労働者は技術がないために、はねられやすい。公的なセーフティネットを充実させずに企業内福祉で対応してきた。しかし、企業は企業内福祉をしている余裕がない。働き方改革は腰をすえて取り組まなければならない。資本主義社会に生きており、会社の都合は意識しなければならない。平等主義はコミュニズムと関係ない。

労働組合は働き方改革を主張できるか。労働組合運動が真っ当な人の支持を失っている。どういう勉強をしているのか。会社に何を提案できているのか。働き方改革を自分から提案すべき。昭和の親父は既得権益である。権益を守るだけである。既得権益集団は30年後を考えない。今、それを変えないと今の20代がどうしようもない50代になってしまう。

日本は官僚機構が組織経営の雛形になっていた。無能で非効率な集団である。企業も官僚化している。それを変えていこうという動きが出ている。生産性をあげるシステムをどう提案していくか。労働組合の自己変革は期待できない。経営者の自己変革も期待できない。ワタミやユニクロが良い会社ではない。

江戸時代のように地方分権で地産地消できないか。安倍晋三首相は国会の施政方針演説で、江戸時代に土佐で始まったハマグリの養殖が高知の人々に大きな恵みをもたらしていると述べた。これに対して現在の高知県はハマグリの有名な産地ではないとの指摘がある。

働き方改革では労働時間数が一人歩きしている。上限80時間が長すぎるという民進党の方に怒りを覚える。それよりも限定すればサービス残業が増えるだけである。電通の自殺も長時間労働だけが原因ではない。追い詰められて自殺した。嫌な仕事ならば10時間でも負担である。若年層の受けるプレッシャーは仕事にモチベーションを感じる以前である。日本の労働市場は新卒中心であることも問題である。

ヨーロッパでは仕事が自分に向いていないと思ったら、再度職業訓練を受けられる。代わりがあるか、やり直しが聞くか。安全装置を沢山準備しておく必要がある。資格には天下り業界団体の仕事のためにやっているものがあるのではないか。

ファシズムは戦争に負けたから悪い思想に扱われている。ファシズムは誤りと言えるか。勝てない思想と言えるのではないか。アナーキズムも勝てない思想である。しかし、アナーキズムの中の国家への覚めた視点は見つめなおす価値がある。

ファシズムは大衆を本当に惹きつける思想であったのか。ドイツはファシズムを選ばない選択もあった。ドイツは昔も今もヨーロッパの大国であった。ファシズムは教育水準が高くないと駄目である。強権国家や独裁国家を皆、ファシズム国家とは言わない。ファシズムの特色は民族主義か。ヨーロッパの新右翼は防衛的であり、個人主義的である。

満蒙開拓団の人々は明治政府の収奪にあった地域の人々が多い。王道楽土を作るというイデオロギーにはまった人々がいる。アメリカと戦争したことだけが間違えだったと思っている右翼がいる。中国だけとの戦争でも負ける。

日本が酷い目に遭うとすれば日中戦争である。中国人は復讐心を持っている。核兵器を作らなくても日本を占領できる。中国は経済的には米国を追い抜く。しかし、追い抜いても国民の多くは貧しいままである。その不満を世界に持ってくるかもしれない。愚かな先人が戦争犯罪をしたことを認めるべきである。

トランプ大統領になって本音を言い出した。オバマはノーベル平和賞をもらいながら、空爆を続けた。トランプは入国を拒否しているだけ。日本は自分では改革ができない。トランプ大統領が安保条約を破棄すれば良い。それで初めて日本人は自分で考え始める。


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