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鹿島湯

鹿島湯の前と下駄箱で撮影しました。鹿島湯は埼玉県さいたま市南区別所の銭湯です。国道17号線沿いスターバックス隣です。入口は国道17号線の裏側にあります。鹿島湯と書かれた煙突が目印です。

午後3時から営業をしています。天井が高く、壁のトーンは水色です。私はスイミングスクールを連想しました。湯の温度は熱いです。体温を上げるとガン細胞は抑制されます。

湯は薪を燃やして温めています。薪の効能でしょうか、風呂から出た後も長時間体がポカポカします。温泉と銭湯は違う、温泉は出た後もポカポカしているという主張がありますが、銭湯でも保温効果を感じました。

普通の風呂とは別に薬湯もあります。この日はヨモギ湯でした。ヨモギは濃厚でした。匂いも濃厚でした。

銭湯の壁画は富士山です。冠雪の富士山は冬ですが、周囲の樹木は青々としているという季節が混ざった絵です。典型的な銭湯の壁画です。鹿島湯らしいところとして、浜辺で赤いシャツの子どもがサッカーをしています。浦和レッズを連想します。

鹿島と言えば鹿島アントラーズを連想する人が多いため、「ホームなのにアウェイ」という自虐のキャッチコピーを掲げています。しかし、鹿島台は浦和の地名です。県立浦和高校の校歌には「校舎の礎動きなき 我が武蔵野の鹿島台」とあります。浦和高校は北浦和にありますが、旧制浦和中学校は鹿島台にありました。

この鹿島湯で2018年5月20日(日)に「かしまゆコンサート第2弾 ジブリピクニック」が開催されました。銭湯でコンサートを開催するという面白い企画です。出演はソプラノ・福島聡子さん、クラシックギター・久保田耕生さん。

「ジブリピクニック」では『となりのトトロ』や『千と千尋の神隠し』などジブリ映画の曲が演奏されました。『千と千尋の神隠し』は湯屋を舞台とした物語です。銭湯で聞くことは格別の雰囲気です。「ボカリナ」という鼻息で吹く笛の演奏もありました。子どもが多く、堅苦しくないコンサートでした。歌手の歌唱はソプラノ歌手の歌唱なのにくだけた雰囲気で、不思議な空間です。

三代目店主の坂下三浩さんは「銭湯で音楽を楽しんでもらう新しい取り組み。来たことがない人もぜひ足を運んでほしい」と話します(「銭湯で音楽のシャワー さいたまの鹿島湯で14日・来月20日にコンサート」東京新聞2018年4月13日)。

コンサートには西浦和の「ダイニングキッチン えんぎ」さんのおにぎりが提供されました。新潟のお米を使った、できたてのおにぎりです。温かくてふんわりしています。コンビニのような綺麗な三角形でなく丸いです。具材よりも、お米で勝負するおにぎりです。

林田力
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