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林田力『こうして勝った』NARUTO

【アニメ】「NARUTO 疾風伝」師弟関係の落差

テレビアニメ「NARUTO−ナルト− 疾風伝」(テレビ東京系列)は2009年6月11日に333話「大蛇の瞳孔」を放送した。「NARUTO」は岸本斉史が週刊少年ジャンプで連載中の忍者アクション漫画『NARUTO -ナルト-』が原作である。木ノ葉隠れの里の忍者・うずまきナルトらの戦いと成長を描く。ナルトの夢は歴代の勇者、火影の名を受けついで、先代を超える忍者になることである。しかし、ナルトには出生の秘密があった。
今回は主人公ナルトのライバル・うちはサスケを中心とした内容である。サスケは一族を皆殺しにした兄・うちはイタチに復讐する力を得るため、木ノ葉隠れの里を抜けて伝説の三忍の一人・大蛇丸に師事する。しかし、今回遂にサスケは大蛇丸に反旗を翻す。
「NARUTO」は勝利・友情・努力の3拍子が揃った伝統的な週刊少年ジャンプの王道を歩む作品である。但し、近時の漫画は「努力」が軽視される傾向がある。漫画は空想的な異世界を舞台とした作品であっても、現実世界を映し出す鏡である。格差が深刻化し、身を粉にしても働いても貧困から抜け出せないワーキングプアという過酷な現実の前では、最初は弱かった主人公が努力だけで強くなる展開はリアリティに欠ける。
この格差社会の影響を「NARUTO」も受けている。主人公のナルトは四代目火影(木ノ葉隠れの里の長)の息子である。また、ナルトのチャクラ(忍者の使うエネルギー)が桁外れなのは九尾の妖狐を封じ込められているためである。好敵手のサスケはエリート一族である、うちは一族の出身である。しかも「NARUTO」には血継限界(遺伝によってのみ伝えられる特殊能力・体質)という設定まである。
それでも「NARUTO」が他の現代の漫画に比して努力の要素を色濃く出しているのは、師弟関係を強調しているためである。多くの登場人物に師弟関係(ナルトと自来也など)がある。師弟関係があることで、直接的な修行の描写を長々としなくても、登場人物が修行によって成長したことが推測できる。
この師弟関係は主人公側だけでなく、敵側にも存在する。サスケと大蛇丸の関係がそれである。主人公側の師弟関係が情愛で結ばれたものであるのに対し、サスケと大蛇丸の師弟関係は互いに相手を利用するだけの存在と位置付けていた。そのために今回の放送で両者は激突することになる。対照的な師弟関係が主人公側と敵側の落差を象徴していた。

『NARUTO第43巻』対立と愛憎の筋運びの巧みさ

本書(岸本斉史『NARUTO(ナルト)第43巻』集英社、2008年8月4日発売)は週刊少年ジャンプで連載中の忍者アクション漫画の単行本である。木ノ葉隠れの里の忍者・うずまきナルトらの戦いと成長を描く。週刊少年ジャンプの王道を進む作品であるが、この巻ではナルトの好敵手・うちはサスケが中心になっている。一族を皆殺しにした実兄・イタチとサスケの戦いに決着がつく。そして、うちは一族の悲劇の歴史やイタチの真意をサスケは知ることになる。
この真相が全て説明された区切りのよいところで単行本は終わる。区切りの良い場面で終わらせるために、この巻では頁数が大幅に増加している。第42巻の192頁に対し、この巻は248頁である。それに伴い価格も410円から450円に増加したが、単に雑誌収録分を順々に掲載する以上のコミックスへの思い入れが感じられる。
『NARUTO』で感心するのは物語の筋運びの巧みさである。本記事では2点指摘する。
第1にサスケとナルトの対立である。元々、サスケとナルトは同じ木ノ葉隠れの里の下忍として成長していった仲である。しかしサスケはイタチに復讐するために里を抜ける。これに対し、ナルト達はサスケを里に連れ戻そうとする。この巻でサスケの復讐には一区切りがつけられたが、真相を知ったサスケは完全にナルト達と敵対する道を選択する。
かつての親友と刃を交える展開は多くの作品で使い古されたストーリーである。しかし、親友であるというのは過去の設定であって物語の主軸は現在の対立であり、親友であった状態が長々と描写されることは少ない。
これに対し、本作品の特徴は作品の中でナルトとサスケが一緒であった時期が長いことにある。第27巻までの第一部の大半をナルトとサスケは共に過ごしている。当初は反発しあい、特にサスケはナルトを歯牙にもかけていなかったものの、戦いや任務を遂行する中で互いに認め合うに至る。それが20巻以上にも渡る長い作品の中で少しずつ丁寧に描かれた。その過程を読者もゆっくりと読み進めてきたからこそ、ナルトとサスケの戦いの悲劇性をリアルに受け止めることができる。
第2にイタチ・サスケ兄弟の愛憎である。サスケは一族を皆殺しにしたイタチを深く憎んでいる。しかし、時折出てくるサスケの回想シーンでは優しかったイタチが登場する。ここからは「実はイタチは善人で最後に美しい兄弟愛が見られるのでは?」という予想も成り立った。ところが前巻においてサスケと対峙したイタチはサスケの特殊能力を奪うことが狙いと言い放った。
結局、兄弟愛溢れる展開は見られずに戦いは結末を迎えるが、この巻で過去の真相が明かされる。それが特定のキャラクターによる説明という形で明らかにされる点が特徴である。伝聞であって、必ずしも真実である保証がない。しかも語り手は謎が多く胡散臭いキャラクターであり、追い詰められて真実を吐いたというシチュエーションからは程遠い状況で語られた。
従って、再度どんでん返しがある可能性がある。読者に全ての情報が説明されるのではなく、主要キャラクターが認識した以上の情報は与えられない。だから読者もキャラクターと同じ目線で疑問を抱き、考えることになり、感情移入しやすい。いい意味で読者を裏切る筋運びの上手さを評価したい。

キャラクターへの愛『NARUTO第44巻』

本書(岸本斉史『NARUTO―ナルト―第44巻』集英社、2008年11月4日発売)は週刊少年ジャンプで連載中の忍者アクション漫画の単行本である。木ノ葉隠れの里の忍者・うずまきナルトらの戦いと成長を描く。偉大な師あり、修行ありの少年漫画の王道を進む作品である。
この巻ではナルトは敬愛する師匠・自来也の訃報を知らされる。ナルトは自来也の師を受け入れられず、殻に閉じこもってしまう。ナルトの茫然自失とした状態を丁寧に描いている。
一般にバトル中心のアクション漫画では死が軽く扱われがちである。人があっさりと殺されても、何事もなかったように物語は展開する。反対に死を極端に遠ざけてしまう作品もある。明らかに死ぬ筈の状況になりながら死なない。重症になりながらも次回にはあっさりと回復してしまう。これも、ある意味では生命の軽視である。このような傾向と比べて本作品では命の重さを大切にしている。
アクション漫画では味方キャラクターと敵キャラクターで命の重さに差がある作品も多い。味方は中々死なず、致命傷を負っても回復する。これに対し、敵は後で味方になるような人気キャラクターを除き、倒されたら終わりである。敵のボスが負けた敵キャラクターを「失敗者は不要」として抹殺してしまうケースも少なくない。敵キャラクターは使い捨ての存在である。
ところが、この巻では敵であるゼツとマダラが以下の会話をしている。
「しかしここまで来るのにメンバーがこれほどやられるとはな」
「どっかしら問題はあったがみんな己の意思で貢献してくれた。デイダラ、サソリ、飛段、角都、彼ら無くしてここまで進展は無かった」
ゼツとマダラは死んでいったメンバーを哀悼している訳ではないが、彼らの存在を評価し、その死を損失と捉えている。本作品では敵軍の中でも人をかけがえのない存在として扱っている。敵味方を問わず、作者のキャラクターへの深い愛情や思い入れを感じさせる。
ナルトは自来也の死を乗り越え、自来也を倒したペインに対抗するだけの力を得るべく、仙人修行を始める。今後のナルトの成長に期待したい。

『NARUTO』第54巻、キャラクターの死に注目

岸本斉史が週刊少年ジャンプで連載中の忍者アクション漫画『NARUTO―ナルト―』第54巻が2010年12月29日に発売された。『NARUTO』は木ノ葉隠れの里の忍者・うずまきナルトらの戦いと成長を描く作品である。偉大な師あり、修行ありの少年漫画の王道を歩む。
少年漫画の王道作品としての『NARUTO』の特徴は命の重さを大切にしていることである。一般にバトル中心のアクション漫画では死が軽く扱われがちである。人があっさりと殺されても、何事もなかったように物語は展開する。これに対して『NARUTO』では猿飛アスマや自来也のような重要なキャラクターが作中で死亡し、その死がキャラクターに大きな影響を与えている。
そして『NARUTO』の死の重みは主人公側だけでなく、敵キャラクターにも向けられている。第54巻ではマイト・ガイと干柿鬼鮫が戦う。自身の里で大名殺しなどの重罪を繰り返して抜け忍となった冷酷な鬼鮫が追い詰められた後にとった行動は意外なものであった。回想シーンに登場するイタチの以下の台詞が印象的である。
「どんな奴でも最期になってみるまで自分がどんな人間かなんてのは分からないものだ」
一般的にアクション漫画では味方キャラクターと比べて敵キャラクターの命は軽い。味方は中々死なず、致命傷を負っても回復する。これに対し、敵は後で味方になるような人気キャラクターを除き、倒されたら終わりである。敵のボスが負けた敵キャラクターを「失敗者は不要」として抹殺してしまうケースも少なくない。敵キャラクターは使い捨ての存在である。
しかし、『NARUTO』では敵キャラクターも、かけがえのない存在として扱う描写がある。第44巻では敵であるゼツとマダラが以下の会話をしている。
「しかしここまで来るのにメンバーがこれほどやられるとはな」
「どっかしら問題はあったがみんな己の意思で貢献してくれた。デイダラ、サソリ、飛段、角都、彼ら無くしてここまで進展は無かった」
ゼツとマダラは死んでいったメンバーを哀悼している訳ではないが、彼らの存在を評価し、その死を損失と捉えている。敵味方を問わず、作者のキャラクターへの深い愛情や思い入れを感じさせる。
一方で最近の物語では命の軽さも見られる。長門は外道輪廻天生の術で自ら殺戮した木の葉の忍達を大量に甦らせた。また、薬師カブトは穢土転生によって過去に死亡したキャラクターの魂を甦らせた。物語では忍連合軍と暁の間で第四次忍界大戦が勃発する。死の描き方がどうなっていくかも見所である。

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